safedolphin 分室

過去ログ置き場です。
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それなりに



 つづかなくてすみません…、仕事に余暇を削られているというよりはまたウダウダしてしまいましたという感じです。数日前にはドメインの契約期間が切れていた事にも気付かずにえらくコマースなメニューが表示されるようになっていて、誰であろう僕自身がびっくりしました。慌ててちゃんとお金を払っておきました。

 風下ゼミナールから気が付けばもう1ヶ月も経ってしまった。
 あの日交わした言葉なんかは今でも割と正確に覚えているんだけど、ライブの模様はというとさすがに残ってないですね…、かすかな余韻だけ。
 最近見る機会が多いように感じるWE ARE!の優しさが滲んでくる歌も良かったし(7月1日のレコ発ツアー初日も良かった!)、malegoatは音源で聴くのと全然印象が違って熱かった。myheadswimsは僕が今まで見た中で2番目に良かった。
 で、dOPPOなんだけど。3曲入CD-R「Zman Hoover」は本当に好きでよく聞いているんだけど、なんかもうこの音源は奇跡が起きちゃってるよなあって今年の1月に初めて聞いた時に思った。それから2月、3月と京都で彼らのライブを見た時は確かに良いライブだったし、でもあの音源に封じ込められている「尋常じゃない暖かさ」にはまだ届いてないのかな、って思った。それが遂に届いたんだな、と実感できたのが先月の小岩と西荻窪でした。

 先週末は免許の更新やらがあって東京方面には足を運ばなかったんだけど、基本的に毎週末になるとライブ会場に出かけています。で、ここに書いているバンドだけが良かったという訳ではなくて、やっぱり良いバンドの数はこの土地は多いです。最近見た中でパッと思いつくだけでもkenny baker、satellite of love、ひょうたん、nemoなんかは印象に残るライブだった。
 ただ、自分の中でいい加減週末になったらライブを見に行って、お酒を飲んで、わーってなって、でまた明日から会社に行くっていう繰り返しが僕の暮らしになっていくのも嫌なので何とか抜け出さなきゃなあと思いながら過ごしています。しかし7月30日の札幌は行きたかった!
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風下ゼミナールに行ってきた。

 先週末はmy head swimsの企画で2日間楽しく過ごしてきた。学生時代の自分にとっての変革期を共に過ごす中で刺激を受けてきた人たちが僕には何人もいるんだけど、その中での何人かがまたこうして「東京」っていう場所に集まってお祭り騒ぎに…っていう状況がもう嬉しかった。お互いが対等な立場からアクションを起こして一つの形になるってのは良い事だなあと実感した。僕にとっては単に好きなバンドが集まって遠征してきてライブがあったっていうのとはやっぱり少し違う2日間だった。

 で、その土日が終わってdOPPOが京都に帰ってからも、仕事の合間やら帰宅してからやらそこで顔を合わせていた人たちと連絡を取ったりする中で2日間の余韻に浸っているうちにもうまた週末がやってきてしまった。いや、凄い嬉しい事なんだけど社会人になってから「時間が経つのは早いなあ」が更に加速している気がするし、それは良いとして残せるものは残したいし、またファンジンも作りたいよなあとも思うし、何しか文章を書く事でしかここでは表現出来ない気がするのでまあ書かなきゃと。何だか焦りが。

 6月17日土曜日。初めて来た小岩は何となく予想通りというか、普段ライブを見に行く渋谷や下北沢なんかのゴミゴミとした雰囲気は全くなくて、駅から少し歩けば住宅街。16:00には到着。DISCOでdOPPOの面々と再会(といってもGWに会ってるので久しぶりというほどでもない)しつつ、住宅街の真ん中で取り残されたような変わった景色の公園で休憩したりしつつ、外が涼しくなってきた頃にパンク運動会が始まる。高いビルが立ち並んでいるような所よりもこんな普通の町(街じゃなくて町!)で行われるライブの方が何となく僕は好きだな。休みを過ごしているような気分に浸れる所が。



 1バンド目からShout Moskva!3月末の千葉でスタジオライブを初めて見た時は、音源以上のおバカっぷりとサイバーな感じと、あとはもうあの時の完全に身内ノリでやり過ぎなライブが最高だったなあ…。その時と比べたら今回は1バンド目だし、安心して見ていられる感じ。出音もちゃんとしてるしキーボードのエレクトロ感がもっと出ていてこれぞ音源を聴いて好きになったShout Moskvaの音だよなあと。もちろん音と同様に激しいライブではあったけど、あのスタジオライブでの常軌を逸してるのが記憶にあるうちはまだまだそっちの可能性を信じてしまう。

 いやあこんな形でライブの模様を1バンドずつ書くのって久しぶりで難しいというか、いやらしい気もするな。その場所にいた人なら分かるかもしれないけど、何しろ僕はこの2日間のライブではあんまりちゃんと音を聞いてなかったような気がするし、それよりも体が動いてしまっていたので。まあ小出しに書いてみます。

つづく
Live Report '06 | comments(0) | trackbacks(0)

旅は続く



 実はというか何というか、半年ぐらい前から僕はこことは別の場所(ちなみにSNSではないですよ)でも日記を書いていたりなどします。
 一応そのスペースはよそからのリンクを無しでっていうルールで書いているので、日頃から会う人でも伝えそびれてたりして(だって僕はこういう日記も書いてるんですよ、よかったら見てねってあんまり僕の性格上言い辛い)。でもやっぱり見て欲しい人には見て欲しいのもあるし、うまく共存させたいなあとは思っているので、まあそういうのもやっているという事をここに報告しておきます。

 もし「俺はお前に興味があるんだよ!お前の日常が知りたいんだよ!(某大阪の人ごめん)」っていう人がいたらお手数ですがinfo@safedolphin.orgまでご一報を。
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引きずるほどの思いを抱えている訳ではないけど

 動いても動かなくても毎日は過ぎていくし、与えられた事だけをやっていてもそれなりには成長するし、でもやりたい事が何なのか分かっているというかやりたい事がある以上はそれに力を注がない事毎日はじゃあ何のために時間と歳を重ねているんだろう、と思ってしまいます。だから負けてはいられないなと思わせてくれるような周りの人たちの動きってのものには惹きつけられるし、それがどこまでも続けば良いなと思う。ただ現実としては、その流れとか連鎖を止めてしまう事がほとんどなんだよなあと。



 5月はDaitroのツアーでのnitro mega prayerに始まり、folio、bedといった馴染みのあるバンドたちを東京で立て続けに見る事ができてここはどこなんだという以前にもろ学生に戻ったような気分になったりした。そして今週末にはdOPPOが来るし、単に東京という土地の恩恵を受けて好きなバンドが見れるって事とは少し違う暖かさと彼らのフットワークの軽さの素晴らしさをズシリと感じている。
 そしてこの短期間での僕の好きなバンドたちの東京遠征も今週末でひとまず落ち着く訳で、それが終わったら僕自身も何かを始めたいっていう欲求よりか寧ろ始めなきゃっていう焦りに変わっている事をうっすら期待していたりもする。ええ、所詮僕も自分一人じゃ何も始められないん人間なんですよ。全く新しく開拓する人って本当にすげーな、と思う。僕には絶対できない。





 今週土日のdOPPO東京遠征2daysはWe Lost Beauty内のインタビューでも触れている、我らがmy head swimsの自主企画リターンズ!全国各地への遠征やR3-N7とのスプリット音源のレコーディングを経てますます素敵なコメディっぷりを見せてくれるはず!土曜日の東京各地はあっちこっちで人口密度が高くなりそうなイベントが予定されてるみたいで、じゃあ小岩はどうなるんだとメンバーも気が気がじゃない様子だったけど、良いですか?「追い詰められた大人は何をするか分からないんだよ!」
 僕は2日間とも行きます。他のバンドも良いのが揃ってます。3ヶ月ぶりに見るdOPPOが楽しみなのは勿論だけど、Shout Moskvaのエンターテイナーっぷりも本当素晴らしいので期待してます。
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R.I.P... Thread Yarn



 先日というか昨日の福岡でのライブを最後に、北九州のThread Yarnが解散してしまったようです。解散だと言われてもこうして暮らしていると実感なんてなかなか沸いてこないものだけど、夜になって一人で音源を聴いているとその音の淡い凶暴さにそれはそれは非凡なバンドだったんだなあと感じさせられる。

 音源のように均整の取れた感じも良いけど、僕にとっては最初で最後になってしまった3月の九国大でのライブが何とも綺麗な記憶になっている。睡眠不測と疲労で困憊しながらも初めて辿り付いた九州という土地で、少しぼんやりとした意識の中で見た彼らのライブは一音目こそ「軽い」ように聞こえたけど、いやいや、音がデカいとか音圧がすげーとかそういう事とはまた別次元の激しさが確かにそこにはあった。それを耳に入れながら頭で探りながら、気が付いたらライブが終わっていたような、そんな一瞬の出来事。いやいや本当、結局特に言葉を交わしたりもしてなかったけど良いバンドだったんですよ。

 3月後半に僕が関東に越してきて2回目の週末に方南町で彼らのライブがあった。それに足を運ばなかった(運べなかった、ではなくて)のは今になって悔やんでももう遅いけど、それでも僕らの中に確実に何かを残していってくれたバンドなのでは…と思ったりしている。
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folio 東京遠征終了。



 以前にもちょっと記事を書いた大阪のバンド、folioの東京遠征が2日間無事に終わりました。僕が首都圏に引越してきてからもうすぐ2ヶ月になるんだけど、学生時代に東京周辺に遊びに来る度に顔を合わせていた知人たちとまたこうして毎週のように会っていたり、大阪や京都でよく知っているバンドがツアーに来る事も最近は多いような気がして、何だか僕らはただ違う土地に住んでいるというだけで、その距離は僕らの思うよりもずっと近いのかなあ、などと考えてしまう。
 ただ、実際に彼らは今も東名高速を西へと走っているし明日からの普段の生活もある訳で、そうしてまでここまで来る事の意味ももっと考えていっても良いのかもしれない。

 13日(土)に下北沢ERA、14日(日)に新宿西口スタジオ音楽館で行われたfolioのライブは、今回の遠征で初めて彼らを目にするような人たちにとっては両日ともよくアピール出来るような内容だったんじゃないだろうか。ただ、その日の会場の雰囲気やバンド間との親密さや演奏する上での空気としては2日目のスタジオライブの方が断然良かったと思う。僕が関西で見たライブでの「その瞬間での盛り上がり」に関してはやっぱり2日間ともアウェイな感じは否めなかったけど、それでも僕が関西で見てきたバンドが東京という土地でも目に触れられるという事は感慨深い出来事だった。

 彼らのライブは2曲入りデモ音源に新曲を3曲加えた構成で2日間。彼らの楽曲は音源とライブでは全然印象が変わるものだと思うので是非機会があれば(夏にはまた関東にも来ますよ!)目にして欲しいんだけど、新曲は異常にテクニカルな構成を挟みつつ、決して芯のブレない彼らならではの歌心と求心力が新鮮な出来になっているので、さらに多くの人に聴いて欲しいと思う。
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近況報告など。



 気付けば、前の更新から2ヶ月が経過していました。この間にいろいろと考えなければいけない事やしなければいけない事、大切に思っている人の事…などで何となくここから遠ざかっていました。念のため最初に書いておきますが、このblogを辞めたりという事は当分ないと思います。何だか久しぶりなので、個人的な事でも書いてみようと思います。

 僕(みやしろとかミヤシとかsafedolphinとか)は静岡出身、大阪在住の学生でしたがこの春に大学を卒業しました。就職のために現在は神奈川県に住んでいます。東京都内の会社で働いています。愛煙家ですが、公共の場所では煙草を吸いません。肉を食べるのはあまり好きではありません。
 このblogは前身も含めると2004年後半ぐらいから、音楽の事を中心に書いています。blogというツールは自分の感じた事、思っている事をとても簡単に、スピーディに、多くの人に発信する事ができるという訳で、学生の頃は自分の見たライブの事を主に書いていました。ただ、こうして自分が社会人になってみるとライブを見終えてからゆっくり文章を起こすという作業は時間的に無理があり、そういう形での更新はこれからも難しいよなあ、と思っています。
 ここを見てくれた人がいた事がきっかけで、出会った人たちがいます。何だか最近思うんだけど、僕はこうして文字を打っているけど、これは決してネットを通じた向こうの不特定多数の人たちに向けて書いてる訳じゃないんだよなあ、という事。何かを考えたり共有したりする事が好きで、そして自分がやろうとしている事に対して正直に行動しているあなたと、あなたと、あなたに向かって書いているんだよなあ、というような事を感じたりしています。これはやっぱり3月にWe Lost Beautyを作った時とかにも思ったし、何しか「自分が見た事、聞いた事」よりも「それを見て何を思ったか」を書きたいし、読みたいです。だってそこにいるのは他の誰でも良い訳ではなく、僕でしかないのだから。
(何だかぼーっとしながら書いたのでまた微妙に書き直します。)

■写真は5月6日、大阪本町Studio KでのDaitro。
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We Lost Beauty vol.1



当初の予定より大幅に遅れましたが、safedolphin paper ver. (sdpv)第2弾が完成しました。今回はフリーペーパーではなく、ファンジンというフォーマットで作ってみました。

We Lost Beauty vol.1
B5版
全24ページ
¥150

Contents...
+++バンドインタビュー+++
・my head swims (バイオグラフィーetc)
・life is not coming back (自主企画「no action」について)
+++連載+++
・deliver your small voice (dOPPOからのお願い)
・コラム「Give and Give and Given」 (音楽と政治)
・コラム「安全いるかの旅」 (日記や思っている事など)
+++その他+++
・音源レビュー
・写真

---取扱先---
旭川 Nano distro
群馬 LiFETiME project
埼玉 endless/nameless records
千葉 mnm distro
東京 myheadswims
東京 oto records
京都 夜音車fanzine & distro
京都 niyen
大阪 folio
愛媛 Impulse Records / ハラミさん
北九州 infro
北九州 missing you is killing me

ディストロでの取り扱いなどまだまだ募集中です。興味のある方はメールを頂ければサンプルのデータなど送りますよ!
Portfolio | comments(0) | trackbacks(0)

31knots 大阪、京都

 22日のアメリカ村PIPE69、23日の西院ウーララの2日間、31knotsのツアーを追いかける事ができた。
 思い返せばもう1年半も前の事だけど、2004年の9月に神戸blueportで彼らのライブを見て僕は大好きになってしまったんだ。当時は一緒にツアーを回っていたBALLOONSの音源を気に入っていたのでそっちの方が楽しみで足を運んだんだけど、31knotsの凄まじいステージに圧倒されてしまったんだった。
(以下、レポートというか思った事を書き殴りました。)





 「音源よりもとにかくライブを見たほうが良いよ」っていうバンドはそれはそれは沢山いる訳で、それこそ世に存在するバンドというものはそういうものなんだろうとは僕も思っている。大学の友人の1人が「音源なんてライブの告知みたいなもんでしょ」みたいな事を言っていたけど、うん、確かにそうだ。バンドの本質というのは「目の前に現実に存在している」ライブであり、またその人たちが発する言葉の一つ一つだ。僕が懲りずにあちこちのshowに足を運ぶのはまさにその為なんだ。

 僕が今回見た31knotsの2日間は期待通りのものだった。やはり何が凄いって音のデカさと卓越したテクニック、そしてステージングに尽きるのだが、そういった判りやすい要素の一つ一つが僕の目の前1メートルの所で繰り広げられる度に、僕は「もう笑うしかなくなる」のだ。実際その音の迫力の異常さと、キテレツな彼らのステージに僕は「言葉が出なくなる」のではなく、大爆笑してしまった。
 そういった類の凄さでは、今回の31knotsの2日間は昨年3月に見たmedicationsのライブを強烈に思い起こさせるものだった。これは会場がPIPE69、ウーララという同じ場所だったという部分でも共通していたし、ただどちらのバンドにも言える事として、こういったデカい音を出すバンドがライブをやるとなると爆音な箱でやったらそれはそれは凄い事になるのだ。実際、medicationsにしろ31knotsにしろ、PIPE69でのライブの方がバンドの特性をより生かせていたように感じた。

 ライブの細かい模様についてはいろいろな所で書かれているようなのでここには書かないけど、とりあえず彼らのライブは「音源より良い」とかそういう次元ではなく、全く別物。これは新しいアルバムの特典映像を見ても伝わらない。ツアーももう後半戦のようだけど、是非見届けてきてください。
Live Report '05 | comments(0) | trackbacks(0)

31knots ツアースタート!



 約1年半ぶりとなる31knotsのツアーが始まりました。
 とりあえず今回のツアー初日、大阪アメリカ村PIPE69に行ってきたけど前回の来日と変わらず本当に凄いわ、この人たちは。正直音源は買ったもののあんまり聴いていなかった僕ですが31knotsのライブは会場の雰囲気とか音とか関係ないあのパワーとお馬鹿っぷりが最高ですんで迷っている人は是非見に行く事をお勧めしますよ!
 この日の大阪公演をオーガナイズしたfolioの皆さん、初企画という事でお疲れ様でした。僕は明日の京都も行きます。ライブの模様はまた後ほど。
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